現在形の肯定文では、主語が he/she/it のとき動詞が変化します。たいてい -s や -es のような語尾が付きます(she works、he goes)。この部分を先に復習したいときは 現在形 を参照してください。しかし疑問文や否定文を作るとき、主動詞は原形に戻り、代わりに do か does という小さな語が変化を引き受けます。
ふつうの動詞について、このルールは驚くほど一貫しています。疑問文では do/does + 原形、否定文では don't/doesn't + 原形 です。このレベルでいちばん重要な例外は動詞 be で、最後に扱います。(can のような特別な動詞は独自のパターンを持っていて、これは別のトピックとして学びます。)
覚え方:do/does や don't/doesn't を見たら、そのすぐ後ろの動詞は必ず原形です。does she work、doesn't work のようになります。この一つの習慣を守るだけで、does works や doesn't works のようなよくある間違いを防げます。
否定文:don't/doesn't + 原形
現在形の動詞を否定文にするには、動詞の原形の前に do not または does not、たいてい短縮した don't または doesn't を置きます。
| 主語 | 否定形 |
|---|---|
| I / you / we / they | don't + 原形 |
| he / she / it | doesn't + 原形 |
- I work from home. → I don't work from home.
- They like coffee. → They don't like coffee.
- She works in London. → She doesn't work in London.
- He likes football. → He doesn't like football.
日本語では「働く」→「働かない」のように、動詞そのものの形を変えて否定を作ります。一方、英語では doesn't のような別の語を前に置き、その後ろの動詞は原形に戻します。だから ✅ She doesn't work であって、❌ She doesn't works とは言いません。
大事なポイントは、doesn't が現れた時点で主動詞が原形に戻ることです。he/she/it の意味はすでに doesn't が示しているので、-s を重ねて付ける必要はありません。だから ✅ doesn't work であり、❌ doesn't works とは言いません。
Yes/no疑問文:do/does + 主語 + 原形
Yes/no疑問文を作るには、do か does から始め、次に主語、そして原形を続けます。
Do/Does + 主語 + 原形 … ?
- Do you work from home?
- Do they like coffee?
- Does she work in London?
- Does he like football?
ここでも主動詞は原形のままです。do/does がすでに文法上の変化を担っているからです。だから ✅ Does she work? であり、❌ Does she works? とは言いません。
短い答え方
答えるときは、動詞全体を繰り返さないのがふつうです。代わりに do/does や don't/doesn't で答えます。
- Do you like tea? — Yes, I do. / No, I don't.
- Does he work here? — Yes, he does. / No, he doesn't.
主動詞(like、work)は短い答えの中では繰り返されず、代わりに do/does や don't/doesn't が使われることに注目してください。
疑問詞を使った疑問文
what、where、when、why、who、which、how を使う疑問文では、疑問詞を最初に置き、そのあとに同じ do/does + 主語 + 原形 の形が続きます。
疑問詞 + do/does + 主語 + 原形 … ?
- Where do you work?
- What does she do?
- When do they arrive?
- Why does he leave so early?
一つの特別なケース:主語について尋ねる場合。 who や what 自体が疑問文の主語になるとき、つまり「だれが」「何が」と主語を尋ねるときは、ふつう do/does を使いません。動詞はそのまま現在形の通常の形を保ち、答えが he/she/it になる場合は -s が付きます。
- Who works here?(ふつうの、中立的な聞き方。Who does work here? とは言いません)
- What happens next?(What does happen next? とは言いません)
二つのパターンを並べて比べてみましょう。
- Who do you see every day? =あなたが誰かに会う → do を使う。
- Who sees you every day? =誰かがあなたに会う → ふつうの疑問文では do を使わず、動詞に -s が付く。
例外:動詞 be
ふつうの動詞の中で、be だけは do/does を使いません。am/is/are 自体がすでに助動詞のような働きをしているため、否定文も疑問文も自分自身で作ります。do/does は必要ありません。
- 否定文:I'm not tired. ・ She isn't happy.(doesn't be とは言いません)
- 疑問文:Is she happy? ・ Are you ready?(Does she be…? とは言いません)
この動詞はとてもよく使われ、他の動詞とは違う働き方をするので、独自のレッスンがあります。動詞「to be」 を参照してください。
よくある間違い
- ❌ She doesn't works. → ✅ She doesn't work.(doesn't の後は原形を使います)
- ❌ He don't like it. → ✅ He doesn't like it.(he/she/it には don't ではなく doesn't が必要です)
- ❌ Does she works here? → ✅ Does she work here?(does の後は原形を使います)
- ❌ Where you work? → ✅ Where do you work?(疑問文には do/does が必要です)
- ❌ Does she be happy? → ✅ Is she happy?(be は do/does を使いません)
クイックチェック
文を否定文にするか、疑問文を作ってください。
- (否定文)He likes tea. → He ____ tea.
- (疑問文)They work on Saturdays. → ____ they ____ on Saturdays?
- (疑問詞を使った疑問文)She goes there by bus. → How ____ she ____ there?
- (否定文)I am ready. → ____ ready.
答えを見る
- He doesn't like tea. 2. Do they work on Saturdays? 3. How does she go there? 4. I'm not ready.
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まとめ
- 現在形の否定文は don't(I/you/we/they と一緒に)または doesn't(he/she/it と一緒に)+原形を使う。
- 現在形の疑問文は do または does +主語+原形を使う。
- do/does/don't/doesn't の後では、主動詞は -s を失う:doesn't work(works ではない)、Does she work?(works ではない)。
- do/does または don't/doesn't で短く答える。疑問詞を使った疑問文は「疑問詞+do/does+主語+原形」の形で作る。
- who/what が主語のときは do/does を使わず、現在形の通常の形を保つ:Who works here?
- 動詞 be は例外で、am/is/are が自分自身で否定文と疑問文を作る:isn't、Are you…?