Si tengo tiempo, iré a tu fiesta.時間があれば、あなたのパーティーに行きます。

スペイン語は、現実的で開かれた未来の可能性を、シンプルな型で表す。条件節にはsi + presente de indicativo、結果節にはfuturo simple・presente・命令形のいずれかを使う。ここには接続法はまったく出てこない。条件は仮定ではなく、起こるかもしれないし起こらないかもしれない、ただの事実として扱われる。

要点: si + presente、……futuro/presente/命令形。

基本パターン

Si llueve, no saldremos.(雨が降ったら、出かけません。)Si tienes hambre, come algo.(お腹が空いたら、何か食べて。)Si apruebo el examen, mis padres estarán muy contentos.(試験に合格したら、両親はとても喜ぶでしょう。)

節 時制 例
si節(条件) presente de indicativo si tengo、si llueve、si quieres
主節(結果) futuro simple iré、no saldremos、estarán contentos
主節(結果) presente si tengo tiempo, voy al gimnasio
主節(結果) 命令形 si tienes hambre, come algo

語順は自由で、Si tengo tiempo, iré も Iré si tengo tiempo もまったく同じ意味になる。カンマはsiが文頭に来るときだけ、二つの節の間に置く。

日本語には動詞の人称変化がなく、条件文でも「もし~たら/~れば」のような接続助詞と、文末の時制の組み合わせで表す。未来の出来事について話すとき、日本語では条件節にも「(明日)雨が降ったら」のように未来のニュアンスを持つ表現を使いがちだが、スペイン語のsi節は現実の条件では常にpresente de indicativoで、決して未来形(futuro)は使わない。si lloveráではなくsi llueveである。未来形が置けるのは結果節だけである。

ここでは決して接続法を使わない

これが現実の条件文でもっとも重要な規則である。si節は常にpresente de indicativoであり、presente de subjuntivoにはならない。✅ Si tengo tiempo は正しく、❌ Si tenga tiempo は誤りである。スペイン語は接続法を非現実の条件(Si tuviera tiempo, iría。起こりそうにない、あるいは事実に反する状況)のために取っておいており、これは別のレッスンで扱う。この二つは見た目こそ似ているが、まったく異なることを表す。一方は未来の可能性を現実のものとして扱い、もう一方はそれを起こりそうにない、あるいは今の時点で事実でないものとして扱う。

  • ❌ Si tenga tiempo, iré. → ✅ Si tengo tiempo, iré.(現実の可能性。直説法であり、接続法ではない。)
  • ❌ Si sea posible, lo haré. → ✅ Si es posible, lo haré.(serでも同じ落とし穴。)

si節自体には決して未来形を使わない

二番目によくある間違いは、英語の "if it will rain" にならってsi節の中に未来形を入れてしまうことである。スペイン語では決してそうしない。未来形は結果節にしか現れない。

  • ❌ Si lloverá, no saldremos. → ✅ Si llueve, no saldremos.(出来事自体は未来のことでも、条件節は常にpresente de indicativo。)
  • ❌ Si tendrás tiempo, ven a mi casa. → ✅ Si tienes tiempo, ven a mi casa.

よくある間違い

  • ❌ Si voy a tener tiempo, te llamaré. → ✅ Si tengo tiempo, te llamaré.(ここでir a + 不定詞を未来の予測の代わりに使う必要はない。シンプルなpresente de indicativoで十分である。Ir a + 不定詞は、既に存在する現実の予定を表すときにはsi節でも問題ない:Si vas a venir mañana, avísame。)
  • ❌ Si tenéis hambre, come algo. → ✅ Si tenéis hambre, comed algo.(vosotros に対する命令形は comed であり、come ではない。命令形は相手への呼びかけ方に合わせるだけで、si節特有の規則ではない。)
  • ❌ Si tengas ganas, avísame. → ✅ Si tienes ganas, avísame.(日常のくだけた頼みごとでもpresente de indicativoを使う。)

確認テスト

  1. 空欄を埋めよう:Si __________ (hacer) buen tiempo, iremos a la playa.
  2. なぜSi tenga dinero, lo compraréは間違いなのか。正しくはどう言うべきか。
  3. 命令形の結果で埋めよう:Si necesitas ayuda, __________ (llamarme).
  4. 正誤判定:Si lloverá mañana は「明日雨が降ったら」の正しいスペイン語表現である。
答えを見る
  1. hace:Si hace buen tiempo, iremos a la playa.
  2. 現実の条件文なのにpresente de subjuntivo(tenga)を使っている。現実のsi節は常にpresente de indicativoになる:Si tengo dinero, lo compraré.
  3. llámame:Si necesitas ayuda, llámame.
  4. 誤り。si節は、出来事自体が未来のことであっても決して未来形にはならない。正しくはSi llueve mañana。

要点まとめ

  • 現実の条件文 = si + presente de indicativo、……結果節はfuturo simple/presente/命令形のいずれか。二つの節の語順は自由。
  • ここでのsi節は決して接続法にならない。それは非現実の条件という別のレッスンのために取っておかれている。また、出来事自体が未来のことであっても決して未来形にはならない。
  • 現実のsi節は現実の時制の結果(未来形・現在形・命令形)と組み合わさるのであって、別の非現実的な型に属する過去未来形(condicional)とは組み合わさらない。