El informe ha sido revisado y será publicado mañana.報告書は確認済みで、明日公表されます。

現在形と点過去の ser 受動態はすでにご存じのとおりです。動作の時制の ser に、主語と一致する過去分詞を添えます。この記事では、同じ型をほかの時制、法助動詞、不定詞に広げます。規則は変わらず、変わるのは ser の形だけです。

ひとことで: 必要な時制に ser を置き(era、ha sido、será、sería、sea、había sido、habrá sido、habría sido)、過去分詞を添えます。過去分詞は常に主語と性・数が一致します:La casa será construida. Los informes han sido revisados.

日本語の受身は「〜される」「〜された」のように動詞の語尾で表し、時制もそこに含まれます。スペイン語は時制を ser に担わせるので、ser が時制ごとに形を変え、複合時制では sido も現れます。

過去・未来・条件法

能動文ならどの時制を使うかによって、受動態でも ser がその時制を取り、過去分詞は一致する形容詞のままです。

時制 受動態の例
線過去 Las cartas eran revisadas cada semana.(手紙は毎週確認されていました。)
現在完了 Los informes han sido revisados.(報告書は確認されました。)
過去完了 La carta había sido enviada antes.(その手紙は前に送られていました。)
未来 La casa será construida en 2030.(その家は2030年に建てられます。)
未来完了 El informe habrá sido revisado para entonces.(そのころには報告書は確認されているでしょう。)
条件法 Dijeron que el edificio sería demolido en mayo.(建物は5月に取り壊されると言われました。)
条件法完了 El puente habría sido terminado en junio sin la huelga.(ストがなければ、橋は6月に完成していたでしょう。)
接続法現在 Es importante que el contrato sea firmado hoy.(契約が今日署名されることが重要です。)
接続法線過去 Pidieron que el informe fuera revisado.(報告書を確認するよう求められました。)

複合時制では ser だけが変わり、sido という形になります:ha sido、había sido、habrá sido。そのあとの過去分詞は主語と一致し続けますが、sido は決して変わりません。つまり Las cartas han sido enviadas には、変わらない sido と一致する enviadas の二つの分詞があります。

法助動詞・不定詞とともに

法助動詞や迂言表現のあとには、不定詞 ser に過去分詞を添えたものが続きます。時制は法助動詞が担い、過去分詞は主語と一致し続けます。

  • El informe puede ser revisado mañana.(報告書は明日確認できます。)
  • Los documentos deben ser firmados por el director.(書類は部長が署名しなければなりません。)
  • La casa va a ser construida el año que viene.(その家は来年建てられる予定です。)ir a + 不定詞を参照してください。
  • Quiere ser respetado por todos.(彼はみんなに尊敬されたいと思っています。)
  • Esperamos ser invitados.(私たちは招待されることを望んでいます。)

同じ不定詞の型は前置詞のあとにも現れます:Antes de ser publicado, el texto fue corregido.(発表される前に、文章は直されました。)法助動詞そのものについてはpoder、deber、quererを参照してください。

「建てられているところ」:estar siendo + 過去分詞

動作が進行中であることを言うには、改まったスペイン語では estar の進行形と ser の現在分詞を組み合わせることがあります:está siendo construido。(建設中です。)ニュースや改まった文章に典型的です。

  • El puente está siendo reparado.(橋は修理されているところです。)
  • Los resultados estaban siendo analizados.(結果はそのとき分析されているところでした。)

日常の会話では、スペイン語はこれを避ける傾向があり、主語を特定しない能動の動詞(Están reparando el puente)か受動の se を好みます。受動の se と無人称の seを参照してください。

主語になれるのは直接目的語だけ

現在形や点過去の受動態と同じく、主語になれるのは直接目的語だけです。間接目的語は間接目的語のままで、a と代名詞 le を保ち、過去分詞は与えられるものと一致します。

  • A Ana le fue entregado el premio.(アナに賞が渡されました。)主語は el premio です。
  • A los alumnos les fueron explicadas las normas.(生徒たちに規則が説明されました。)主語は las normas なので、過去分詞は女性複数です。

日本語では「アナは賞を渡された」のように間接的な相手を主語にした受身も作れますが、dar や entregar のような動詞では、スペイン語に Ana を主語にした受動態はありません。そのため、能動態や se のほうが自然なことが多いです:Le entregaron el premio a Ana. 自動詞は直接目的語がないので、受動態にはまったくできません(fue llegado という形はありません)。

行為者と文体

行為者を示す場合は、今までどおり por で導きます:El informe fue revisado por el comité. 行為者はしばしば省かれます。全体として、ser 受動態は書き言葉(ニュース、報告書、歴史、法律文書)に典型的で、会話では能動態や受動の se のほうがよく使われます。動詞句が長くなるほど、スペイン語の書き手は文を組み替える傾向が強まります。

よくある間違い

  • ❌ Las cartas han sido enviados. → ✅ Las cartas han sido enviadas.(sido のあとの分詞は主語と一致します。ここは女性複数です。)
  • ❌ Ana fue dada un premio. → ✅ A Ana le fue dado un premio. / A Ana le dieron un premio.(間接目的語は主語になれません。)
  • ❌ Los documentos deben firmar por el director. → ✅ Los documentos deben ser firmados por el director.(法助動詞のあとの受動態には ser + 過去分詞が必要です。)

確認問題

  1. この動詞を受動態にするとどうなるでしょうか。Revisarán el informe mañana. → El informe ___ mañana.
  2. どの形が文を完成させるでしょうか。Las ventanas han ___ (ser/estar) limpiadas.
  3. Las casas han sido construido はなぜ間違いでしょうか。
  4. どの形が合うでしょうか。Los resultados ___ (ir a + ser + analizar) por un experto.
  5. el premio を主語にするには、文をどう書き換えるでしょうか。Entregaron el premio a Ana.
答えを見る
  1. será revisado:ser の未来形に、男性単数の過去分詞を添えます。
  2. sido:ser の複合時制は ha sido / han sido なので、Las ventanas han sido limpiadas になります。
  3. 過去分詞は casas と一致しなければなりません:construidas。
  4. van a ser analizados:ir a + ser + 過去分詞で、過去分詞は男性複数です。
  5. A Ana le fue entregado el premio.(間接目的語 a Ana は a と le を保ちます。)

まとめ

  • ser 受動態はすべての時制で使えます。必要な時制に ser を置き、主語と一致する過去分詞を添えます。
  • 複合時制では ha sido、había sido、habrá sido という形になり、過去分詞は一致し続けます:Las cartas han sido enviadas。
  • 法助動詞や ir a のあとでは、不定詞 ser + 過去分詞を使います:puede ser revisado、va a ser construido。
  • Está siendo + 過去分詞は「いま行われているところ」を表し、おもに改まった書き言葉で使います。
  • 主語になれるのは直接目的語だけで、間接目的語は a と le を保ちます(A Ana le fue entregado el premio)。
  • 行為者は por で導き、日常会話では能動態や受動の se のほうが好まれることが多いです。