Вчера я читал книгу. Потом я прочитал её.昨日、私は本を読んでいました。そのあと、読み終えました。
ロシア語の動詞の多くには二つの形があり、基本の意味は同じでも、動作の捉え方が違います。これをアスペクト(体)と呼びます。不完了体の動詞(читать)は、動作を過程、習慣、一般的な事実として表します。完了体の動詞(прочитать)は、ふつう動作を一つのまとまった区切りのある出来事として表し、прочитать のような動詞では、最後までやり遂げて結果がある、という意味になります。
ひとことで: その動作が過程や習慣なのか(不完了体:читал, читаю, буду читать)、結果を伴う完了した一つの動作なのか(完了体:прочитал, прочитаю)を考えてみましょう。
二つの問い、二つのアスペクト
どの動詞も、次の二つの問いのどちらかに答えます。
| アスペクト | 問い | 例 |
|---|---|---|
| 不完了体 | что делать?(何をする) | читать, писать, делать, смотреть |
| 完了体 | что сделать?(何をし終える) | прочитать, написать, сделать, посмотреть |
対になる二つの動詞は、同じ内容の二つの形です。多くの対では、不完了体の動詞に接頭辞が付きます:читать — прочитать、писать — написать、делать — сделать、смотреть — посмотреть。語幹や語尾が変わる対もあります:покупать — купить、говорить — сказать。ほかの対は 日常動詞のよく使うアスペクト対 にあります。
日本語の動詞には、アスペクトを表す専用の形はありませんが、「読んでいる」と「読み終わる」のように、「〜ている」「〜終わる」「〜てしまう」などで似た区別をします。читать は「読んでいる」に、прочитать は「読み終わる」に近い場合が多くあります。ロシア語では、この区別が動詞そのものの形に入っていて、動作を言うたびにどちらかを選ばなければなりません。
不完了体を使うとき
不完了体の動詞は次のような場合に使います。
- 進行中の動作や過程:Я читал книгу.(私は本を読んでいました。)
- 反復する動作や習慣:Я читаю каждый день.(私は毎日読書します。)
- 一般的な事実や状態:Она любит читать.(彼女は読書が好きです。)
- 継続時間で表される動作:Он писал письмо два часа.(彼は二時間、手紙を書いていました。)
каждый день, часто, всегда, обычно, долго のような語は、不完了体を示すことがよくあります。
完了体を使うとき
この記事の対では、完了体の動詞は終点や結果に達する一回きりの動作に使います。
- Я прочитал книгу.(私は本を読み終えました。)
- Он написал письмо.(彼は手紙を書き上げました。)
- Она сделала уроки.(彼女は宿題をやり終えました。)
наконец, уже, вдруг, за час のような語は、完了体とよく一緒に使われます:Наконец я прочитал эту книгу.(やっとこの本を読み終えました。)
二つのアスペクトの時制
二つのアスペクトで使える時制は同じではありません。
| 不完了体 | 完了体 | |
|---|---|---|
| 過去 | читал, читала, читали | прочитал, прочитала, прочитали |
| 現在 | читаю, читаешь, читает | — |
| 未来 | буду читать, будешь читать | прочитаю, прочитаешь, прочитает |
完了体の動詞には現在形がありません。 形は現在形の語尾に見えますが、未来を表します。Я прочитаю книгу は「その本を最後まで読む」という未来の出来事を表し、「読んでいる」ではありません。今起きている動作には不完了体を使います:Сейчас я читаю. 二つの未来形には、それぞれ専用の記事があります:未来形:不完了体(быть + 不定詞) と 未来形:完了体(単純未来)。
両方のアスペクトの過去形は、過去形:-л の形 と同じように作ります。過去でどちらを選ぶかは 過去形におけるアスペクト(不完了体と完了体) で、命令での選び方は 命令形におけるアスペクト(完了体・不完了体の使い分け) で扱います。命令法(基本的な命令・指示) では、今のところ不完了体の形を使っています。
よくある間違い
- ❌ Каждый день я прочитал газету. → ✅ Каждый день я читал газету.(習慣には不完了体)
- ❌ Наконец я читал эту книгу. → ✅ Наконец я прочитал эту книгу.(結果には完了体)
- ❌ Завтра я буду прочитать книгу. → ✅ Завтра я прочитаю книгу. または ✅ Завтра я буду читать книгу.(буду は不完了体の不定詞とだけ使う)
ミニテスト
どの動詞が合うでしょう。
- Каждое утро я ____ кофе.(пью / выпью)
- Наконец я ____ эту книгу.(читал / прочитал)
- Он ____ письмо два часа.(писал / написал)
- Когда я ____ письмо, я сразу отправил его.(писал / написал)
- Она часто ____ этот фильм.(смотрела / посмотрела)
答えを見る
- пью 2. прочитал 3. писал 4. написал 5. смотрела
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まとめ
- ロシア語の動詞の多くには不完了体と完了体の形があり(читать — прочитать)、それぞれ что делать? と что сделать? に答えます。
- 不完了体は過程、反復や習慣の動作、状態、継続時間を表し、完了体はふつう区切りのある一つの動作を表します。ここで扱う動詞では、完了して結果がある動作です。
- 不完了体の動詞には過去・現在・未来があり(буду читать)、完了体の動詞には過去と未来だけがあります(прочитал, прочитаю)。
- 現在形の語尾を持つ完了体の形は、いつも未来を表します(Я прочитаю = 読み終えるつもりだ)。