Я хочу читать. Она умеет плавать.私は読みたいです。彼女は泳げます。
ロシア語では、「~したい」「~できる」「~のやり方を知っている」を、活用した動詞のあとに二つめの動詞の不定形を続けて表します。人称によって形が変わるのは最初の動詞だけです。二つめの動詞は不定形のままで、二つの動詞のあいだに「に」や「を」にあたる語は入りません。
ひとことで: хотеть / мочь / уметь(主語に合わせて活用)+不定形:Мы хотим отдыхать. Ты можешь говорить медленно. Он умеет готовить.
三つの動詞の現在形
| 人称 | хотеть(したい) | мочь(できる) | уметь(やり方を知っている) |
|---|---|---|---|
| я | хочу | могу | умею |
| ты | хочешь | можешь | умеешь |
| он / она / оно | хочет | может | умеет |
| мы | хотим | можем | умеем |
| вы | хотите | можете | умеете |
| они | хотят | могут | умеют |
Хотеть は、単数形に第一変化の語尾、複数形に第二変化の語尾が混ざっています。мочь は子音が変わります(могу、しかし можешь, могут)。どちらも現在形:よくある語幹変化と不規則動詞で説明しています。Уметь は規則的な第一変化の動詞で、現在形:第1活用の -е- 語尾と同じです。代名詞は人称代名詞で扱っています。
日本語では、「できる」を「泳げる」のような可能の形一つで表すことが多く、「習ったから泳げる」と「今日は用事があって行けない」を同じ形で言えます。ロシア語は、これを мочь(可能性、事情、許可)と уметь(身につけた技能)に分けます。また、日本語の「~たい」にあたるのは活用した хотеть で、そのあとに不定形を続けます。
法動詞+不定形
- Я хочу работать.(私は働きたいです。)
- Мы хотим отдыхать.(私たちは休みたいです。)
- Ты можешь говорить медленно?(ゆっくり話してもらえますか。)
- Они могут играть здесь.(彼らはここで遊べます。)
- Она умеет готовить.(彼女は料理ができます。)
不定形は辞書に載っている形で、主語が何であっても、この動詞のあとでは同じ形です:Я хочу читать. Ты хочешь читать. Они хотят читать.
Хотеть は名詞を直接取ることもできます。Я хочу чай.(私はお茶が欲しいです。)Мы хотим кофе.(私たちはコーヒーが欲しいです。)また、動詞と使う便利な表現が二つあります。Я хочу пить.(喉が渇いています。直訳は「飲みたい」。)Я хочу есть.(お腹がすいています。直訳は「食べたい」。)
мочь と уметь
どちらも「できる」と訳されますが、意味が違います。
- Мочь は、おもに可能性、事情、許可を表します。Сегодня я не могу работать.(今日は働けません。)Ты можешь работать завтра?(明日は働けますか。)
- Уметь は、身につけた技能、つまり何かのやり方を知っていることを表します。Я умею плавать.(私は泳げます。)Он не умеет готовить.(彼は料理ができません。)
何かが許されているかをたずねるとき、ロシア語では非人称の語 можно をよく使います。Здесь можно курить?(ここでタバコを吸ってもいいですか。)
別の人がする場合
これらの文はどれも、したい人とする人が同じです。ほかの人に何かをしてほしいときは、ロシア語は別の構造を使います(Я хочу, чтобы ты читал)。このレッスンでは扱いません。
否定と疑問
否定は、法動詞の前に не を置いて作ります。Я не хочу работать.(私は働きたくありません。)Он не умеет плавать.(彼は泳げません。)Они не могут говорить.(彼らは話せません。)はい・いいえで答える疑問文は語順を変えず、イントネーションで示します。Ты умеешь готовить?(料理ができますか。)「не」による否定を参照してください。
過去形
過去形は過去形:-л の形に従い、主語に一致します。
- хотеть → хотел, хотела, хотело, хотели
- мочь → мог, могла, могло, могли
- уметь → умел, умела, умело, умели
たとえば、Вчера я хотел отдыхать.(昨日、私は休みたかったです。男性の発言)Она не могла говорить.(彼女は話せませんでした。)Он умел плавать.(彼は泳げました。)
よくある間違い
- ❌ Я хочу читаю. → ✅ Я хочу читать.(二つめの動詞は不定形のままです)
- ❌ Он может плавает. → ✅ Он может плавать.(活用するのは法動詞だけです)
- ❌ Я хочу чтобы читать. → ✅ Я хочу читать.(したい人とする人が同じなら、余分な語は要りません)
- ❌ Я можу. → ✅ Я могу.(мочь の я の形には г があります)
- ❌ Он хотит. → ✅ Он хочет.(хотеть の3人称単数は ч を使った -ет です)
ミニテスト
それぞれの空所にはどの形が合うでしょうか。
- (хотеть) Я ____ пить воду.
- (мочь) Ты ____ говорить медленно?
- (уметь) Она ____ готовить.
- (хотеть) Мы ____ отдыхать.
- (мочь) Они ____ работать здесь.
答えを見る
- хочу 2. можешь 3. умеет 4. хотим 5. могут
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まとめ
- 法動詞は主語に合わせて活用し、不定形が続きます:Я хочу читать.
- Хотеть は「したい」、мочь は「できる」(可能性、事情、許可)、уметь は「やり方を知っている」(身につけた技能)です。
- Хотеть と мочь の現在形は不規則です(хочу, хочешь, хочет, хотим, хотите, хотят;могу, можешь, может, можем, можете, могут)。Уметь は規則的です。
- 否定は法動詞の前に не を置きます。過去形は主語に一致します(хотел, хотела, мог, могла, умел, умела)。